07/ 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31./09

城郭博物館連携講座『文献から見た近江の城』 

先日、滋賀県長浜市に題名の講座に行ってきました。

滋賀県内の城郭博物館が連携しての講座です。
今回は、
「安土城~安土城天主が建たないワケ~」木叙子(安土城考古博物館博物館)
「長浜城~元和に破壊された幻の縄張~」太田浩司(長浜城歴史博物館)
「彦根城~徳川の威信をかけた天下普請の城~」渡辺恒一(彦根城博物館)
の三氏による長浜城・安土城・彦根城についてです。
会場は180人ぐらい入れそうなホールでしたが、講座開始の頃にはほぼ満席という盛況ぶりでした。

今回の講座の中で一番面白かったのは、長浜城天守についての秀吉書状のことです。
正月十三日付 長浜町人宛羽柴秀吉判物
其地天守壊候、為奉行石川杢兵衛・生駒七郎右衛門尉遣候条、両人申次第ニ可馳走者也
というものです。この判物の年次は天正14年とされてきました。
天正13年(1585)11月29日に天正地震が起こり、城主山内一豊の娘が圧死するなど長浜でも被害が大きかったことからです。つまり、地震で天守が壊れたため奉行を送る、と読まれていたのです。
ところが、書札礼(朱印の形式など)の研究が進んだ結果、年次比定が天正13年になったのです。詳しく書ければ良いのですが、メモし切れませんでした(汗)。
天正13年に年次比定されたことで、文意もがらりと変わります。
つまり、天守を壊すために奉行を派遣する、ではないかとのことです。
年次比定でがらりと意味が変わることに驚いた次第です。

残念だったのは、帰りに長浜市内でおいしいものを食べようと考えていたのですが、あいにくの小雨に市内を歩く気がなくなり寂しく帰ったことです(涙)。
スポンサーサイト

テーマ: 物書きのひとりごと
ジャンル: 小説・文学

2012.01.18 Wed 00:34
カテゴリ: 講座・講演
comment(0) | trackback(0) | 記事編集

PAGE TOP

« 第31回『信長公記』を読み解く

大河ドラマ展 »

コメント

PAGE TOP

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

PAGE TOP

トラックバック

トラックバックURL
→http://isekoku.blog79.fc2.com/tb.php/141-54b9f89e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

PAGE TOP

 | h o m e |