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第24・25回『信長公記』を読み解く 

さて、今回は前回分を含めての記事になります。
天正三年の重大事といえば長篠の戦い。
前回は、前振りである武田軍の長篠城攻め、今回は長篠の戦い本戦です。

これは私の意見というか、以前から疑問に思っていたことがあります。
それは三段撃ちについてです。
一つ目の疑問は、鉄炮の実数はともかくなんで三段なのか?
もうひとつは、なんで『段』なのか? ということです。

三段撃ちというと、一列目が撃つと後方に下がって射撃準備。二列目が前に進んで撃ち、続いて三列目、そして後方で準備した一列目が再び射撃というものです。
ですが、なんで四段や五段じゃないのか? 三段で鉄炮の準備時間を確保し、連続射撃ができるのか?
という疑問がありました。とはいえ、これは実際に火縄銃の運用をしてみないと分かりません。
それを考えているうちに、もうひとつの疑問が浮かびました。
『段』という字です。なんで列じゃなくて段なのか。
そこで思いついたのが、この段は、前後三列という意味ではなく、
高低三段の意味じゃないのか、ということです。
織田軍は、長篠の戦いを迎えるにあたり陣城を築いてます。
この陣城が三段のようなのです。
甲陽軍鑑』では、
しかも柵を三重ふり、切所を三ッかまへ
とあります。遺構でも、三段の切岸があるようです。
これならば、三段の意味もあると思うのです。
でも、講座の質問時間に質問・意見をしてみたところ、
その可能性もなきにしもあらず、ですが段には列のような意味があるとのことで、
あえなく玉砕(笑)。

まあ実際、三段に深い意味はなく、ただ甫庵が、
三千挺の鉄炮を千挺ずつ放ったら格好いい、
なんていう理由に過ぎないのがオチなんでしょうけど(笑)。
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テーマ: 物書きのひとりごと
ジャンル: 小説・文学

2011.07.31 Sun 23:08
カテゴリ: 講座・講演
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【2011/08/04 23:25】
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